自民党の総裁選が盛り上がっています。

単なる一政党の党首選なんですが、自民党の総裁になるということは、イコール総理大臣になるということなので、例えば立憲民主党の党首選などより注目度が大きく違ってきます。

しかも今回の自民党総裁選は過去最多の9人が立候補したということで、余計に注目度が上がっているようです。

新聞やテレビなどでは、各候補の公約が主張されたり討論会が実施されたりしております。

同じ政党であっても、各候補者がテーマごとに主張が違っているのが面白いんですが、考えてみれば自民党員以外には投票権はないので傍観しているしかないのが残念です。

それで、テーマの内容は外交・防衛・経済・社会保障さらには政治資金の問題など多岐にわたりますが、私が個人的に最も重視するのは人権です。

9人の候補者のうち、どうもこの人は人権感覚がやや鈍いのかなと思われる人が何人かいます。

政治や経済などの統治に関することも大事ですが、それより一国のリーダーには優れた人権感覚を持った人になってほしいというのが一番の願いです。

「強い日本」をつくるのもいいんですが、日本が近くのK国とかC国とかR国みたいになるのはまっぴら御免です。