私は、ヨーグルトは健康にいいと思って毎日食べていましたが、実はアルツハイマー病患者の腸内にビフィズス菌が多いという研究報告には衝撃を受けました(反対報告もあります)。

さらに花粉症の人もビフィズス菌が多いという報告がるようです。

腸内細菌は2000種類以上あると言われていますが、それぞれの数や組成割合は人によって違うようです。

前回もちょっと書きましたが、腸内細菌は善玉菌・悪玉菌と分けられるほど単純なものではなさそうだということです。

特に重要なのは腸内細菌の組成割合で、そのバランスが崩れると病気を引き起こしたりする原因になるようです。

腸内細菌のバランスに影響を与える因子として食事や運動がありますが、最も大きい因子は投薬だそうです。

特に消化器系の薬、糖尿病薬、抗生物質の影響が大きく、実際、服薬をやめたら体調がよくなったなんて話も聞きます。

病気を治すための薬が、逆に腸内環境が悪くしているとしたらとても皮肉なことです。