今から101年前の1923年9月1日午前11時58分、いわゆる関東大震災が発生します。

そのことから、9月1日を防災の日と制定して、毎年各地でさまざまなイベントなどが行われようになりました。

今年は、ちょうど台風10号が日本列島を直撃して大きな被害をもたらし、あらためて防災について考えさせられることになりました。

防災には、もし地震や水害などが発生した際の避難経路や場所の確認などのソフト面と、水や食料などの確保といったハード面での準備が必要になると思います。

このうち、特にハード面での準備については人それぞれに違いがあると思います。

「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、いつ起こるかわからない災害に対してあれもこれもと準備しておくのは、スペースの関係などもあって難しい問題です。

先日、ラジオを聴いていたら、ある女性登山家が登山と防災の関係について語っておりました。

登山といえば、大きめのリュックひとつで何日も生活していくわけで、防災に役立つヒントもいろいろあります。

特にトイレの問題は、女性にとっては重要だと思います。

それから車いすでの生活をされている方々も、自力での避難は非常に困難ですので、余計にいざというときの対応を考えておくべきだと思います。

私も介護タクシーという仕事をしておりますので、いざというときはそういう方々のお役に立てればという思いを持っております。