怒りというのは、じわじわと湧いてくることもありますが、瞬間的に感じることのほうが多いような気がします。
そんなとき、怒りの「6秒ルール」というものがあるようです。
それは腹立たしい気持ちになったときに、6秒間だけ、その気持ちを表に出さないように我慢することです。(健保連HPより)
怒りの気持ちは、海岸に打ち寄せる波のようなもので、一時に高まっても自然に収まってくるとのことです。
さらに名古屋大の研究チームが、怒りを感じた際、その状況や感情を紙に書いて捨てると怒りが抑制されることが実験でわかったそうです。
これは名古屋大チームがイギリスの科学雑誌に発表した、れっきとした学問的研究の成果です。
怒りを投影した物体がなくなることで、感情を抑えられたとみられるとのことです。
怒りによるストレスは、当然身体にも悪影響があります。
それが紙に書いて捨てるだけで怒りが抑えられるなら、お金もかからず簡単にできます。
他の人に話すという方法もありますが、常に周りにそういう人がいるとは限りませんし、聞かされるほうもあまりいい気持ちではありません。
怒りを感じることなく毎日を過ごせたら精神的にも肉体的にもよい影響があります。
実は私も何年か前から似たようなことをやってました。
特に家庭内のことは、あまり人には言えないので自然にやり始めたんですが、それが科学的に効果があると知って驚きました。
スマホやパソコンに書いて削除しても効果があるかどうかは、これから検証していくとのことです。