アメリカの新たな大統領にトランプ氏が就任しました。

就任式は、厳粛なものというよりまるでショー(というよりたんなるバカ騒ぎ)のようでした。

トランプ大統領は環境問題に無知で、多様性を排除する人権感覚のなさと議会制民主主義を軽視する態度をとっています。

選挙での対立候補を汚い言葉で罵り、周囲の人間を敵か味方かで区別しています。

インフレで苦しんでいるアメリカ経済ですが、トランプ大統領の保護主義的な経済政策を実行すればさらにインフレが加速することは多少の経済の知識があればわかることです。

そうなれば「偉大なアメリカの復活」どころか確実に「アメリカの没落のはじまり」になるでしょう。

唯一ほめる点があるとすれば、戦争が嫌いだということくらいでしょうか。

しかし、これは非常に重要なことで、もしウクライナ戦争を終わらせたり、中東情勢を安定化させたりできれば少しは見直したいと思います。

それにしても、なぜこのような人物をアメリカ国民は選んだのかという気もしますが、日本だって最近はおかしな状況が見られます。

SNSで嘘の情報を拡散させて、それを信じ込んだ人たちが誹謗中傷や中には脅迫まがいのことを行い、自殺者まで出ていることです。

某氏は、先日自殺した元兵庫県議が、警察から逮捕されることを恐れて自殺したとまったくのデタラメを言ってました。

アメリカも日本も何か混沌とした時代になるのかなと不安になってまいります。