オリンピック終わりました。

選手の皆さんお疲れ様でした。

うれし涙、悔し涙、まさに悲喜こもごもでした。

個別の案件についてはコメントを差し控えますが、私がオリンピックのたびに思い出すことがあります。

それは私が小学校5年生のときでした。

当時、担任だった若い女性の先生が、オリンピックのマラソンで2時間以上も走って優勝した選手と、100m走で10秒くらい走って優勝した選手が同じ金メダルなのは不公平だと言ってました。

私は子どもだったので、そのときは「ああそうか」ぐらいの感情でしたが、今ははっきり主張できます。

42Kmあまり走るマラソンも100m走も金メダルの価値に差はないと。

競技時間は短くても、そこに至るまでには血の滲むような努力があったに違いないからです。

一方で、岸田総理がオリンピックのメダリストたちを集めて慰労会みたいなものを催してましたが、私はこれこそ不公平だと思います。

水泳の池江璃花子選手、白血病を克服して競技に復帰し、オリンピック代表にまでなりました。

あるいはスポーツクライミングの森秋彩選手、身長が低くてボルダーのホールドに手が届かず惜しくも4位に終わりました。

メダルが取れたかダメだったかは結果論で、すべての選手が一番いい色のメダルを求めてがんばってきたのだから、すべての選手に慰労の言葉をかけるべきでした。

総理大臣として気が利かなかったですね。